こんにちは京香です、この記事は
という疑問に答えます
インフレ・デフレって結局なんなのかよくわかんないですよね
結論からいいますとインフレはお金の価値がさがることです、対策も解説していきます
目次
インフレとは?
インフレとは物の価値が上昇してお金の価値がさがることです
例えば、缶ジュース1本100円だったものが120円になったとします
となると同じ缶ジュース1本なのに多くのお金を払わないといけないのでお金の価値が下がったと言えますよね
つまり、インフレが進むとせっかく貯金をしても実質資金が目減りしていることになります
とはいえ、インフレになると金利を国があげてきます
そうすると銀行にお金を預けているとちょっとずつ増えていきます
今の日本はほぼ金利が0に近いので実感できないですが、バブルの時は金利が4%とかの時があったんですよね
銀行に預けておくだけで年間4%増える時代があったんですよ、今だと考えにくいかもしれませんが、、、
なのでこのままインフレが進めば金利があがるかもしれませんね
実際にインフレした国の例(ハイパーインフレ)
代表例としてジンバブエですね
インフレ最高潮の時の相場が1円=100兆ジンバブエドルですよ
ここまでいってしまうとインフレではなくハイパーインフレなんですよね
じゃあなんでこんな事になってしまったかというと2008年の大統領選挙をめぐる混乱と、過度の紙幣発行した結果こうなりました
パンを買うのに2000億ジンバブエドルぐらいのインフレ具合です
さらに2015年にはジンバブエドルは廃止になり他の国の通貨アメリカドル等が使われています
ただし、日本の場合はハイパーインフレになる可能性は極めて低いです
なぜなら、戦争もしないですし少子高齢化なのにも関わらず働き手が減っていない(供給が減ってない)
あと通貨は発行しただけではインフレにもなりません
お金を刷るとすぐハイパーインフレになるというハイパー信者がいるが
①インフレ率は需要と供給で決まる
②日本の場合インフレ率1%あげるのに 約10兆円の需要(消費)が必要
③ハイパーインフレはインフレ率13000%
さて、いくら消費すればハイパーインフレになるんですかね?
— 京香 (@KYOUKA_PSO) February 23, 2020
戦争や疫病による供給力の極端な不足や、失政による過剰な需要によりハイパーインフレは起こります
日本はどうなの?
引用:世界経済のネタ帳
日本のインフレ率は上がったり下がったりしていますが2019年は上昇傾向にあります(微増ですが)
これがただのインフレで物価が上昇しただけだったらいいんですが、所得が増えていないのが問題なんですよね
給料が増えず物価が上昇するのをスタグフレーションといいます(消費税の増税や原油高が原因の強制的な物価引き上げ)
つまり収入は増えないのに支出が増えるというかなり厳しい経済状況です
しかも、2019年中には消費税の増税があるのでさらに国民の負担は増えていきます
なので、ただ貯金するだけでは実質お金が減っていくのと変わらないので備える必要があります
インフレに備えるにはどうしたらいいの?
インフレに備えるには貯金以外の資産を持つことです
インフレに強い資産は下記の通り
・株式投資
・不動産投資
・金投資
・外貨預金
・投資信託
・仮想通貨
つまり紙幣ではなく金融資産にしておくとインフレ対策になります
株式投資
企業によって物の値段が高いほうが売り上げが上がるので株価もあがりやすくなります
そして、株価があがると売却した時の利益がふえますし、配当金も貰えるので銀行にお金を預けておくよりはインフレ対策になります
インフレに強い株の種類は下記の通り
・資源株
・不動産株
・生活必需品系
資産株や不動産株は現物系で、生活必需品は物価があがっても買わないといけないものですね
どちらにせよインフレ時に株価が上昇しやすいとあれている株です
不動産投資
物価が上昇すると不動産価格があがっていき、家賃の相場もあがるためインフレに強いとされています
実際に昭和61年のバブル時には不動産価値はうなぎのぼりでした
まぁ、バブルがはじけた原因も不動産なんですが・・・
とはいえ、不動産がインフレに強いのは間違いなしです
金投資
過去5年の金の価格は5000円代をウロウロしていますね
なので、金の価格は大きく上昇することも暴落することも考えにくいので安全資産といえます
ただし金は株のような配当金や株主優待券がないのでそこはデメリットになります
つまり金は守りの資産になります
世界情勢が不安定になると金の価格は上昇します
例:戦争や新大統領就任等
外貨預金
インフレになると円安が進行し安くなります
ですが、インフレが進行する前(円高時)に外貨に換えておけば、日本がインフレした時に為替の差分で日本円が実質ふえる事になります
1ドル=90円の時にドル90にしておく
↓
インフレが進行し1ドル=110円の時に日本円に戻す
↓
そうすると110円ー90円の差分だけ日本円が増える
日本円から外貨に換える時は、手数料がかかりますが外貨のほうが金利が高いため預けておくだけでお金は増えていきます
なので、日本経済が傾いた時の保険になります
投資信託
投資信託もインフレ対策になります
投資信託は株や債券の詰め合わせ商品なのでインフレに強いんですよね
もちろん、商品によって投資先が違うので全てが全てインフレに強いわけではありません
ですが、ぼったくり商品を買わなければ複利の効果で資金は増えていくのでインフレリスク策にもなりますし老後に備える事ができます
https://www.kyoukaburogu.com/entry/2019/07/13/105105
仮想通貨
仮想通貨は金やプラチナに近い性質があります(ビットコイン)
つまり、買う人が多ければ多いほど値上がりし、逆に売りに走る人が多くなると値下がりします
2019年現在は仮想通貨で支払いできるところが少ないので、通貨としてではなく投機の対象としてしか見られていませんが
フェイスブックが新しい仮想通貨リブラを発行すると発表したことにより注目が集まっています
今後、規制が緩和されて通貨としての役割が増えていけば確実に仮想通貨は値上がりが期待できます
まとめ
今の日本は徐々にですがインフレ傾向にあります(スタグフレーションよりですが)
ですが、給料は増えていませんよね?収入がそのままで出費だけが増えるよくない経済状況です
お金を銀行に預けておくだけだと知らず知らずのうちにお金の価値がさがって実質持っているお金が減っているようなものなんですよね
なのでインフレ対策を早いうちにしておき自分の資産は自分で守りましょう、国は守ってくれないですしもう期待もできないので
株や投資信託、外貨預金は証券会社からできます
銀行や郵便局からもできないこともないんですが、手数料の高いボッタクリしかないです
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